2004/05/14

徳永英明氏レコーディング。

徳さんの新曲を1曲アレンジした。レコーディング・メンバーは、ドラムが青山純氏、ベースが高水“大仏さん”健司氏、ギターが土方隆行氏、キーボードが僕。僕はさておき、いずれも日本のポップス・シーンを長年にわたって支え続けている、超豪華キャストだ!!

今回、徳さんや僕が、この経験豊かな名プレイヤー達をレコーディングに迎えたのには理由がある。徳さんのこの新曲、めちゃめちゃ難しい曲なのだ。難しいといっても、演奏困難なフレーズがあるわけでも、難解なハーモニーがあるわけでもない。構成が常識破りなのだ! この、型破りながらも胸を打つ、徳さんの楽曲を演奏するためには、演奏者が曲の各部分をどんな気持ちで演奏していくのか、という、演奏者自身の洞察のある“心の流れの設計”が特に重要になってくる。ここが難しいのだ。

僕は、既に完成している歌詞を引き合いに出しながら、この楽曲の構造をプレイヤーの皆さんに説明する。そして、さすがの皆さん、鋭い楽曲の理解力と、こまやかな感性、そして、グイグイと曲を前進させるグルーヴで、見事! すばらしい解釈をこの曲に与えてくれた! しかもみんな、ほんとうに音がいい! イェ〜〜〜ッ!!



ところで、本日のWhat's Newをもって、このウェブ・サイトの管理人が交代する。交代にあたって、引継ぎ業務等で、次の更新が少し遅れるかも知れないのだが、書きたいことは山ほどあるので、皆さんどうかまめに見に来てやってくださいね!

というわけで、管理人様、今までご苦労様でした。ほんとうに感謝です!!

2004/05/11

西脇辰弥、アルバム・リリース!

と言っても、ニュー・アルバムを作ったわけではない。僕はビクターのアオシス・レコードから2枚のアルバムをリリースしているのだが、このアオシス・レコードが今年で5周年ということで、特別企画を行っているのだ。僕の「Atmosphere」「Sound Of Gravity」という2枚のアルバムがひとつのパッケージに入った2枚組アルバム、

TATSUYA NISHIWAKI
ATMOSPHERE/SOUND OF GRAVITY
(aosis records VICL-69527-8)

が5月21日に発売されます!!
ちなみに値段は少しお得になっている模様。是非買ってね!!!

2004/05/03

グイーンのライヴ。
僕が趣味でドラマー&音楽監督として参加している、クイーンのお笑いコピーバンド「GUEEN」のライヴ「春のゴールデン・リサイタル2004」が東京、渋谷のO-EASTにて行われた。お客さんは1000人近く! 3月にたてつづけに2つのイヴェントに出演したことや、TVドラマの影響もあってか、グイーン史上最高の動員記録だった。来てくれた皆様、ほんとうにありがとう!!

今回のステージは、マニアックなナンバーから超有名なナンバーまで、本家クイーンの活動期間全体の中からバランスよく選曲しようと試みた。あのTVドラマで初めてクイーンに触れたような、若いファンから、超マニアックなファンまで、なるべく多くの人に満足してもらいたかったからだ。

1曲目は「Break Thru」。僕のドラム・セットのすぐ後ろにある、高さ1.2mの山台の上に積まれた、発泡スチロール製のブロックの大きな壁を突き破って、閃光と煙の中から、リード・ヴォーカルのフレディー波多江が登場するという、本家クイーンのプロモーション・ヴィデオにヒントを得た、ばかばかしくも大仰な演出。見てた人は気づいたかも知れないけど、このブロック、崩れた後は僕に降り注ぐこととなる。スタッフが工夫して、なるべく僕のプレイに支障をきたさないようにしてくれてたけど、ちょっと痛かった・・(涙)

グイーンは本家クイーンの、スタジオ・ヴァージョンのサウンド(ライヴ・ヴァージョンでなく)をライヴで、できるだけ再現する、というコンセプトの元に有志が集まったバンドだ。レコーディング・スタジオで、狂気とも言えるくらいに緻密に練られた、彼らのサウンドこそが、最初に僕を虜にしたものだったからだ。だから、あの「ボヘミアン・ラプソディー」の全曲生演奏はもちろん、今回は「地獄へ道づれ」で飛び交う10数種類の効果音も含めた生演奏にも取り組んでみた。この効果音こそが、比較的単調で、楽器編成も薄いこの楽曲を、全く飽きさせないものにしていると判断したわけ。

ところで、Photoは、ファンの方にいただいた静岡のお菓子。うなぎパイっていろんな種類があるのね!!


2004/04/21, 22, 24&25

吉田美奈子氏ライヴと、「日本ハーモニカ賞」授賞式。
美奈子さんの4デイズ・ライヴ「吉田美奈子And The Band 4Days Live@STB139」が、東京は六本木のスウィート・ベイジルにて行われた。
Photo1は初日のリハーサルにて。美奈子さんに貸してもらったアイ・マッサージャーを着けてV-Synthを弾いてるところ。このマッサージャー、目の周辺に振動を与えて、眼精疲労を癒すというもの。僕は両眼の視力がそれぞれ0.1に満たないド近眼だ。こどもの頃、オーケストラのミニチュア・スコアを見ながらクラシックのレコードを聴くのが好きで、そんなことを続けていたせいで、目が悪くなってしまったのだ。(僕の身内家族に、誰一人、近眼の者がいないにもかかわらず……)
それはともかく、このマッサージャーは、ほんとうに効いた! これを着ける前より、目のピントが合うような気がするのだ!!

Photo 1

Photo 2

そしてPhoto2が、今回のライヴのために、スウィート・ベイジルが独自に作ってくれた、オリジナル・カクテル。左が「音楽の魔法」右が「Tale Of The Seasons」。僕が作曲した曲のタイトルが(もちろん作詞とタイトルは美奈子さんのものだけど・・)カクテルの名前になるなんてすてき!

さて、美奈子さんの4デイズ・ライヴの最終日のお昼過ぎ、お茶の水の某ホテルで行われた、全日本ハーモニカ連盟なる団体が主催する、「ハーモニカフォーラム2004」という催しに行ってきた。Photo3

Photo 3

Photo 4

この催しの中に、「日本のハーモニカ音楽の普及発展に尽くしたり、ハーモニカを通じて社会に貢献した個人、団体を顕彰しよう」という目的で設けられた「日本ハーモニカ賞」の授賞式があった。僕は、「プロミュージシャンとしてクロマティック・ハーモニカの可能性に挑戦し、レコーディングやTVのサウンド・トラックを手がけるなど積極的に活動を続けていることを評価」されたそうで、賞をいただけるのだそうだ。もらえるもんはもらっとこう、ということで、この催しに出席してみた。Photo4 出席者の中には、どちらかというとお年を召した方も多くいた気がしたけど、皆さんすごく元気な感じ。そういえば、トゥーツにしてもラリー・アドラーにしても、ハーモニカ奏者はみんな長命で80歳を超えても常に、かくしゃくとして元気な(だった)人が多い。他の管楽器と違って、吸って音を出すことがあるのが、いいんだろうか?

そして、賞をありがたくいただいた僕は、美奈子さんの4デイズ・ライヴ最終日のサウンド・チェック&リハーサルをするため、首都高をひた走る!!!

2004/04/18

女子十二楽坊レコーディング。

あの女子十二楽坊の曲をアレンジすることになった。とは言っても今回は、あらかじめ、中国人プロデューサー梁剣峰氏の指揮の元で録音された、彼女らの中国楽器の演奏に、僕のプロデュースによるバック・トラックをオーヴァー・ダビングする、というもの。だから今日は、お姉さま方には会えずじまい。レコーディング・メンバーは、ギターの土方隆行氏、ベースの種子田健君、それにキーボード、パーカッション、プログラミングをする僕。

あらかじめ録音された、中国楽器のみの演奏を聴いて僕が思ったのは、彼女らの絶妙なピッチの感覚。特に二胡や笛は、唄と同じく、ピッチが自在に、どうにでもなってしまう楽器だから、その楽器をどんなピッチで唄うかは、演奏者次第なわけだ。(例えば、入魂の音符はひときわシャープさせた、高めのピッチで演奏するとか・・)で、そのセンスが絶妙なのだ。

まあそんな、いかにも中国な彼女らの演奏に、注意深く、僕の考えたリズムやハーモニーを加えていくと、不思議なことに、それが、いい感じのケルトの音楽のようにも聴こえてきた。これって偶然? それとも両者は同じルーツを持っているのか? 何はともあれ、中国楽器アンサンブルの普遍的な魅力を垣間見たという感じ。これは嬉しい発見!!

2004/04/16

徳永英明氏レコーディング。

徳さんの次のアルバムに収録予定の曲をアレンジすることになった。今までの徳さんは、僕の引き出しの中でも、より生音重視で(シンセとかをあまり使わない)、荒削りな、ざっくりとした、いわば「よりロック的」な音を求めることが多かったような気がするんだけど、今回は、より緻密に構築された、それこそガウディーの建築物みたいにWell Madeな、徳永流の華やかなポップス・ワールドを求められていると確信。もちろん僕も、それこそ理系脳と文系脳が同時に活性化するような、綿密に練られた音楽を作るのも大好きだ。だから、いつもどおり全身全霊で、徳さん作のその楽曲に向かうこととなった。

それにしても、毎度のことながら徳さんのクオリティーの高い楽曲作りには、感心するばかりだ。徳さんのくれたアイディアに対して、とてもインスパイアされたところがあり、かなりの集中力を持続しながら無心にレコーディングしていた、という感じ。今回もいい曲です! 徳さんファンの皆様、乞うご期待!!

2004/04/10

無事帰ってきた!!

帰りの飛行機の中で、あの「イラクで邦人3人誘拐」のニュースを初めて知り、昨年のイラク戦争勃発以来、またしても大変な時期に、ドイツから日本に帰ってくることとなった。

今回の旅は、前半がフランクフルト・ムズィーク・メッセ出演、メッセ終了後はドイツ人の友人宅2軒にご厄介になりつつ、いろんなところに連れて行ってもらう、という生活をしてきた。

ムズィーク・メッセは、昨今の不況の影響か、出展社数が減少するなど、少し寂しい部分もあったにもかかわらず、ローランドのブースは常に大盛況(!)という、我が日本が誇るシンセの老舗(駄洒落じゃないっす……)としては、大変に誇らしい結果であったようだ。またメッセ後の旅では、短期間ながら、国境を越えて、フランスやベルギーにも足を伸ばしてみた。これらのことは、後日Roomsにて「ドイツとその周辺紀行2004 写真&土産話」としてアップする予定。皆様、乞うご期待です!!

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