◆西脇辰弥の参加作品 最新情報◆
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2002/12/24 次に、粗めのヤスリで爪を磨く(photo2)そして、鹿の皮をつけた先端が、高速でブンブン回る道具のその先端に、火山灰を原料とした研磨剤&保湿成分を塗ったもので、2度目の爪磨き。(photo3)爪が見る見るピカピカになっていく。 |
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| 2002/12/22〜23 木根尚登氏のライヴ。 原宿クエストホールで行われた、木根尚登さんのトーク&ライヴ。トーク&ライヴというだけあって、木根さんの絶妙なおしゃべりが曲間にちりばめられられるライヴだ。僕が全面的に参加したミニアルバム「チェ・ラ・ムジカ」からの全曲はもちろん、すばらしいシンガー・ソング・ライターとしての木根さんの魅力が満載の20曲ほどを演奏。 トーク中、木根さんは、会場の声にもとても親切に答えてくれる。お客さんもそれがわかっているのか、絶妙な突っ込みを入れてくるのが印象的だ。またその突っ込みを、木根さんは鮮やかな語り口で自分のショウの一部にしてしまう。 ギターが中村修司修ちゃん、ドラムが倉内充さん、ベースが種子田種ちゃん、俺はキーボードとハーモニカ。バンドの仕上がりも、すごくいい感じで、「このライヴだけで終わってしまうのはもったいない。来年は是非ツアーもしよう!」との意見も多数の中、ライヴは終了。 そうそう、打ち上げには、女優の森口博子嬢も来てくれていた。彼女は僕が全面的に参加していた頃の谷村有美のアルバム「Prism」「愛は元気です」等が好きで、よく聴いてくれていたとのこと!! |
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| 2002/12/20 吉田美奈子さんのライヴ。 「鎌倉 歐林洞」は、美術館を改装して作られたという、おしゃれな洋菓子屋さんだ。ここの2階には、コンサートができるサロンがあって、月に数回、クラシック系等も含むコンサートが行われているそうだ。オーナー清島氏のこだわりで、ここは、彼が気に入っているアーティストしか出演できず、また、お客さんは100人までで、立ち見なしの全て椅子席。客席とステージの段差がないから、お客さんは常にリラックスして、目と鼻の先にいるアーティストの生音を体感できるという、超硬派なライヴ・ハウスでもあるのだ。 ここで行われた、吉田美奈子さんのライヴ“The Trio”。メンバーはギターの土方隆行さんと僕。ゲスト出演でなく、フルのステージで美奈子さんをサポートするのはこれが初めてだ。 オーナー清島氏の美しい奥様のアナウンスメントでコンサートはスタート。チケット発売後3時間でソールドアウトになったというだけあってか、お客さんの熱気がものすごい。そこで行われている音楽の、全ての情報を感じ取ろうとしてくれているかのようだ。 美奈子さんと一緒に演奏するということは、僕にとってはいつも特別な感覚だ。普通、シンガーのサポートをするときは、唄を注意深く聴きつつも、そのシンガーが安心して“乗っかれる”ようなバッキングを心がけるものなのだが、美奈子さんとのときは、全く違う! 音楽のダイナミクス、グルーヴ、楽器のバランスや倍音構成までもが、全て美奈子さんの唄によって、完璧にコントロールされてしまうのだ!! これが快感で、しかも、それでいて、常にフリーなスペースがある。こんな幸せな体験は、ミュージシャンといえども、なかなかできるものではない。いいでしょ皆さん。 |
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とにかく今日のお客さん、コンサートの終わりごろまでには、ものすごい盛り上がりを見せてくれて、予定外のダブル・アンコールまですることになり、とても3人でアンプラグドな感じでやっているとは思えないような、コンサートであった。 ところで、リハ後の休憩時間に出してもらった、歐林洞のチョコレート・ケーキ、あまりにおいしくて、ライヴ後にしっかり4個買って帰りました。 |
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![]() 鎌倉駅から商店街を抜けて、今の季節なら、 このような風景を見ながら、歐林洞に至る。 さすが観光都市鎌倉! 駅から10分の道のりが全く退屈しない! |
左が歐林洞のオーナー。 実は音楽プロデューサーとしても名高い才人。 右は、今から20年程前に日本人として初めて、 パリダカで優勝し、また、シー・カヤックで台湾から日本に 帰ってくるという偉業を成し遂げた、超筋金入りの冒険家、 内田正洋氏だ! ![]() |
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| 2002/12/17 吉田美奈子さんのライヴにまたまた飛び入り参加。 東京六本木のスイート・ベイジルで行われた、吉田美奈子さんのライヴ。2Dayで行われたライヴの、今日が2日目。実は、昨日のライヴ後の打ち上げに僕が合流した折、美奈子さんをはじめ、メンバー全員が「明日も来ない?」と誘ってくれたのだ! 僕は、別の仕事を終えて、21:00に現地入り。既に、第2部が始まっていて、スムーズ・エース(女2人男2人のコーラスグループで、彼らのアルバムで美奈子さんの曲をカヴァーしているとのこと)と美奈子さんバンドの全員が歌う、アカペラの曲を演っているところだった。これがすっごくいい感じ! なんとポンタさんまで唄っていたのだ! とにかく、つまり今日は、正真正銘ぶっつけ本番。こういうときは流れに身をまかせるだけだ。ステージに立って、演奏が始まると、自分の全身が耳になっているような感覚になる。そうして、美奈子さんの唄に引き込まれるように、気がつくとハーモニカを吹いていたという感じ。いや〜、気持ちよかったなあ! |
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| 2002/12/14 木根尚登さんのライヴのリハーサル。 今月の22日と23日に原宿クエストホールで行われる、木根尚登さんのライヴ(information参照)のリハーサルが今日から始まった。メンバーはドラムが倉内充さん、ギターが中村修司“修ちゃん”、ベースが種子田“種ちゃん”、そしてキーボードとハーモニカが僕。 僕が全面的にかかわった今度のCDミニアルバムの曲ももちろん、全曲組曲な感じで演奏するんだけど、レコーディングで壮大にダビングされて作り上げられたサウンドを、今回は、テープを同時に回したりとか、打ち込みを使ったりとかは全くせずに、4人だけで、演奏することになった。そのためにメンバー全員がいろいろと知恵をしぼって、それがまた作品の新たな命になっていくのはアレンジャーとしては嬉しい限り。 木根さんの曲を演奏していていつも思うのは、曲の構成に様々な工夫がなされているということ。ポップスの、ありがちなクリシェから逃れるための仕掛けがそこかしこにあって、いつもはっとさせられてしまうのだ。 |
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| 2002/12/13 小林正弘さんのライヴ。 これまでに数々の作品で、僕のアレンジに参加してくれて、すばらしいブラス・セクションを披露してくれたトランペット奏者の小林正弘さん。彼の誘いで、ボサノヴァをテーマにしたライヴに参加した。メンバーは小林さんがフリューゲル・ホーン、ギターが鈴木禎久君、パーカッションが元米米クラブの真利ちゃん、そして俺がハーモニカと、ミニ・キーボードのシンセ・ベース。このシンプルな味わいのある編成で、アントニオ・カルロス・ジョビンのナンバーを中心に、もともとボサノヴァでない曲も、いい感じにアレンジして演奏。お客さんが少なかったのはちょっと残念だったけど、なかなかアット・ホームな、楽しいライヴだった。 「The Christmas Songを1年中聴きたい会」という会を僕が作っていることは、知ってるひともいるかも知れない。“The Christmas Song”というのは、この時期よく聴かれる、クリスマス・ソングの定番で、フランク・シナトラの唄でも有名なあの曲だ。“The Christmas Song”という、そのまんまなタイトルを知らなくても、曲を聴けばきっとみんな知ってるはずである。 で、この曲、僕は“Yesterday”とか、“オーヴァー・ザ・レインボウ”にも匹敵するくらい、いい曲だと思っていて、こんなにいい曲が季節限定でしか聴けないなんてもったいない! というわけで、同会を発足したのだ。もちろん、今日のライヴでも演奏したぜ! ところで、青山さん、メールをどうもありがとう! あなたを「The Christmas Songを1年中聴きたい会」会員に正式に認定いたします。 |
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| 2002/12/5 ローランドの新製品プレゼンテーション本番。 前に書いた、僕が開発にかかわっているローランドの新製品の社内プレゼンテーションが、浜松の同社の研究所にあるコンサート・ホールで行われた。100人近いオーディエンスのほとんどが世界各国からやってきた同社の支社のトップたち、欧米系白人のおじさまたちだ。 僕は、楽曲演奏も含めた製品紹介のためのパフォーマンスを披露。受けは上々だったみたい。演奏後、同社の梯会長が「よかったよ。ありがとう!」といって握手してくれたのは嬉しかったなあ。 |
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| 2002/12/3 浜松のローランドの研究所に行く。 今年の始め頃から、僕が開発にかかわっている、電子楽器の老舗ローランドの夢の新製品(もちろん、まだどんなものかは言えません悪しからず)の社内プレゼンテーションが、世界各国の同社のブランチのボスたちを集めて、浜松にある同社の研究所で行われることになった。 プレゼンテーション本番は2日後の12月5日。今日は移動&プレゼンテーションで行われる、僕の同製品のデモンストレーションの準備。 紅葉もまばゆい浜名湖畔に立つローランドの研究所。こんないい場所で君たちは全世界に向けて仕事をしてるのね!・・などと思いつつ、プロジェクト・リーダーの永田君と研究所内を巡る。優秀なクラフツマンたちが、それぞれ独自の研究に没頭している。彼らは、僕がする、おそらく彼らにとってはとても無礼で無責任な質問にも、いつも丁寧に答えてくれるし、ときには夢を熱く語ってくれたりする。クラフツマンてかっこいいなあ! 研究所の中にあるコンサート・ホール(2日後のプレゼンテーションはここで行われる)で、元ゴダイゴのドラマーで現在パリを活動のベースにしているトミー・スナイダー氏に会う。彼とは、ローランドのデモンストレーションで台湾や香港をともにツアーした仲で、実に15年ぶりの再会。昔話で大いに盛り上がった。 また、最近、同研究所内にできたローランド・ミュージアムも見せてもらった。ここには、歴代のローランドのほとんどの製品が展示されている。エーストーン時代の味のあるルックスのオルガンや、おびただしいツマミやジャックの並んだ巨大なアナログ・シンセ、カラフルなボスのコンパクト・エフェクター全機種、はたまた、僕がローランドとかかわりを持つようになったころのアナログ・シンセの名機“スーパー・ジュピター”等、ワクワクする空間である。 ところで、小池さん、暖かいメールをほんとうにありがとう! もちろんこのHPはリンク・フリーです。よろしくです!! |
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| 2002/12/1 三谷泰弘氏レコーディング。 元スターダスト・レビューの三谷泰弘氏<http://www.esqlink.com/>のソロ・アルバムに収録される曲に、僕のハーモニカをダビングしに行ってきた。今年の4月、サウンド&レコーディング・マガジンのエクストラCDに収録された僕の演奏を聴いた三谷さんが、このホーム・ページを通じて、メールをくれたのだ!(う〜ん、すばらしい!!) 21:00に都内にある彼の自宅スタジオへと赴く。自宅スタジオと言っても、かなり本格的なつくりで、閑静な住宅街の中にある、おしゃれな一戸建ての半地下の広々としたスペースを贅沢に使った、とてもクリエイティヴな空間で、ここで生ドラムのレコーディング等もできてしまうらしい。最近では、コンピューター・ミュージック(死語?)の隆盛で、プロのレコーディング・スタジオですら、生ドラムのレコーディングを想定しないところが多くなっているこのご時世に、こういった、セッティングにスペースを必要とし、しかも大音量の出る楽器を録れる自宅スタジオを持つということは、すごいことなのだ。 そんなわけで、今日が初対面の三谷さんが、僕にダビングを依頼してくれた曲というのは、スティーヴィー・ワンダー風の、というか、今のスティーヴィーに「こういう曲を演れよ!」と言いたくなるようなファンキーでクールな曲。僕はスティーヴィーだったらどんな風に吹くだろう?ということをイメージしつつも、自分の感じではじけてみた。 レコーディング後に三谷さんはにこにこ顔で、「思った通りの仕上がりになった」と言ってくれた。ひょっとして意外性がなかったってこと? それとも深〜い部分で感性が通じ合っていたってこと? 後者だといいなあと思う今日この頃。 |
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| 2002/11/29&30 吉田美奈子さんのライヴにゲスト出演。 吉田美奈子さんのツアー“吉田美奈子&The Band Tour 2002「Stable」”最終の東京公演@東京キネマ倶楽部に、ハーモニカ1丁持ってゲスト出演。初日、当初は僕がアレンジした「Footsteps」のみ参加することになっていたのだが、リハーサルで美奈子さんが「もう何曲か参加しない?」と言ってくれて、(ドラムのポンタさんは「全曲やれ〜!」なんて冗談めかして言ってくれたけど)「Beauty」「午後の恋人」「Gifted」と全部で4曲もご一緒することができた。それに加え、2日目は最後のアンコール曲、塩谷哲君作曲のバラード「もみの木」にも参加させてもらったのだ! 村上ポンタさんや、ベースの岡沢章さん、ギターの土方隆行さん、キーボードの倉田信雄さんといった、日本が誇るすばらしいミュージシャンたちと一緒に美奈子さんの音楽の一部になれるのはなんとすてきなこと!! 幸せいっぱいの2日間であった。 2日間とも、コンサート中盤の僕の出番までは、音楽的特等席ともいうべきPA席で、見させてもらった。1曲目「Tale Of The Seasons」のワクワクするようなリフがひとまわりすると、強力な「Year〜」という美奈子さんのフェイク。見ると、美奈子さんのハンド・マイクは口元から40センチは離れている(!)連日のツアーにもかかわらず、囁くような弱音から襲いかかるような強音まで、唸るような低音から、夢のようなファルセットまで、いつも、常に、完璧にコントロールされていて、およそ、音をはずしているように聴こえるところが全くない! 最上のスキルと最上の感性。真に不世出の音楽家だと思う。 美奈子さんの唄を聴いていると、「唄を唄えるって、何て幸せなことなんだろう・・」と思ってしまう。そして、まさに、その場に居合わせることのできた僕も幸せになってしまうわけだ。 今回のツアーでは、ニュー・アルバムからの曲はもちろん、かつて子供のころ僕が衝撃を受けた「Town」や「Monster Stomp」等のスタンダード・ナンバーなんかも演ってくれて、(Town演奏中は舞台そでにいたんだけど、俺、一緒に唄いまくってました) このライヴ、見れたひとはほんとに幸運だったと思いますよみなさん!! |
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| 2002/11/27 岡本真夜さん、コーラス録り。 先日リズム録りをした、真夜ちゃんの曲に子供たちの大合唱をダビングすることになった。前にも書いたとおり、この曲は、視覚障害者のための24時間チャリティー番組のテーマ・ソングということもあって、全国各地の盲学校から選ばれた子供たちが、レコーディング・スタジオにやってきた。元気いっぱいの彼ら6人のコーラスを20回ほどダビング(総勢120人分!) この楽曲、去る25日には落合君リーダーの壮大なストリングス・セクションや、数10トラックにも及ぶ、僕のシンセやパーカッション等もダビングされていて、レコーディングに参加した延べ人数が200人に迫るという、今年の僕の仕事の中でも、最も多くのトラックを使った、ゴージャスな作品となった。 |
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さて、新垣さん、メールでご指摘ありがとう! ベースの種ちゃんは、種子田と書いて「たねだ」と読むのね。いつも「たねちゃん」って呼んでいて、「種田」以外の可能性を全く考えてなかったよ。種ちゃんおよび種ちゃんファンの皆様、申し訳ない……。 ではでは。 |
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| 2002/11/23 岡本真夜さんレコーディング。 岡本真夜ちゃんの新曲のアレンジをすることになった。彼女の曲をアレンジするのはこれが2度目。最初は、前にも書いた、17歳の俳優、辻本祐樹君に彼女が提供した楽曲を僕がアレンジしたときだった。ポップスのツボを知り尽くした感性と、楽曲全体に愛が満ちているような作風が印象的で、こんなひととまた仕事ができたらすてきだろうな……なんて思っていたら、ついにお声がかかったわけなのだ! この新曲、来る12月24日〜25日にかけて、ニッポン放送でオン・エアされる視覚障害者のためのチャリティー24時間番組のテーマ・ソングになるのだそうだ。レコーディング・スタジオには、同番組のパーソナリティーである田中麗奈ちゃんも、局のスタッフとともに来ていた。レコーディングの模様を見学しつつ、その合間に真夜ちゃんとのトーク等も収録していったようだ。 それはともかく、この新曲、独特な構成を持った壮大で美しくて、愛に満ちたバラード。2オクターヴ近い音域を絶妙なコントロールで唄いきる、おそらくは彼女だけが唄い得るような楽曲。とにかくどっしりと腰の据わったリズムが録りたくて、僕のまわりのミュージシャンで最もレイド・バックできるリズム隊を……と考え、レコーディング・メンバーはドラムに倉内さん、ベースに種田“種ちゃん”奇しくも、来月、木根尚登さんのサポートで一緒に演るリズム隊とのレコーディングになった。 ところで、岡準さん、メールをどうもありがとう! 彼女は(多分女性だと思うので……)最近、イタリア旅行中に俺の両親と知り合ったんだそうで、実は、俺が深くかかわっていたころの区麗情のファンだったとのこと。 それにしても、俺の両親、イタリア旅行に行ってたなんて知らなかったぞ!! |
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| 2002/11/20 岩崎宏美さんレコーディング。 先日打ち合わせをした楽曲をアレンジ。オリジナルのデモは、どちらかといえばロック色の強い、へヴィーな16ビートの曲だったのだが、とってもせつないメロディーで、宏美さんが唄うのをかなり明解にイメージすることができるような曲だったのだ。僕は、この楽曲をハーフタイムのグルーヴで捉えなおして、ディレイで飛ばされた無数の不思議なパーカッション類で、リズムを細分化し、また変則ビートの要素もちょっと入れつつアレンジしてみた。なんて言っても、わかんないよねふつー。音楽を言葉であらわすのは難しいのだ! ま、とにかく、このほうが、宏美さんの唄にはしっくりくるんじゃないかと思ったわけだ。 1昨日コンサート・ツアーが終了し、のどの疲れも癒えないままでのスタジオ・ワークだったにもかかわらず、ほんとにすてきな歌声を聴かせてくれた宏美さん。宏美さんも、この、僕のアレンジを気に入ってくれたみたい。やったー!! ところで、これから年末にかけて、いろいろなライヴに出演することになりそう。 Sold Outのものもあるけど、是非チェックしてみて! ◆吉田美奈子さんのライヴ・ツアーの東京公演にゲスト出演♪ ◆小林正弘さんのライヴに参加。テーマはボサノヴァ♪ ◆吉田美奈子さんのアンプラグドなクリスマスコンサート。ギタリストの土方隆行氏と俺のトリオ♪ ◆木根尚登さんのライヴをサポート♪ |
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| 2002/11/19 メロキュアレコーディング。 メロキュアは、前にも書いた通り、女性2人組ユニットだ。女性2人組といっても、パフィーのように2人が常にユニゾンで唄っているわけではない。リード・ヴォーカルはいつもどちらかひとりで、もうひとりの方は、レコーディングでは、コーラスを重ねまくる。複雑で立体的なヴォーカル・アレンジメントと実現するための2人組なのだ。 今回の楽曲は、岡崎律子さん作曲で、リード・ヴォーカルも岡崎さん。この曲が挿入歌として使われるアニメのプロットを意識して、壮大なスペース・オペラとも言うべき、超ドラマティックなロックのアレンジを、僕が知っている限りのノウハウを駆使してやってみた。 |
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ダビングが進むにつれ、ティンパニーの音が欲しくなってきた。「ティンパニーならありますよ」とアシスタント・エンジニア君。そう、ここは、伝統あるコロムビア・レコードのスタジオなのだ。僕がこの業界で仕事を始めたころは、こういったティンパニーや、マリンバ、ヴィブラフォン、チェレスタ、グランカッサ(大太鼓のことね)等の特殊楽器が備品として備えられているスタジオはけっこうあったんだけど、最近はめっきり少なくなってしまっていたのだ。 そんなわけで、こうして、昨年のグイーンの夏の来日公演(笑)のティンパニー・ソロ以来の、俺のティンパニー演奏を収録することとなった。 |
![]() ティンパニー叩く俺 |
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さて、この伝統あるコロムビア・レコードのスタジオ、最近のレコーディング・スタジオではめっきり見かけなくなってしまったものが、けっこうあるので、ちょっと紹介してみる。 まず写譜スペース。昔はレコーディングといえば、何十人ものひとが集まって(つまりオーケストラね)せーので同時録音していた。アレンジャーが書いた総譜(スコア)を元に、各パートのプレイヤーがより読みやすい形で譜面を書き起こしてくれるのが、写譜屋さんの仕事だ。これが唯一のレコーディングの方法である以上、写譜屋さんはいつも大忙しだった。だから古いレコーディング・スタジオには写譜屋さん専用のスペースがあったのだ。 |
そして、台ごとキャスター移動可能な指揮台。当然オーケストラには指揮者が必要だ。アレンジャーはここに偉そうに座って、各プレイヤーに指示を出していたわけだ。大きな譜面台の上にはテンポ確認用のリズム・マシン。その下にあるのが、モニタリング・システム。ここにすわっていると、毎日、大勢のミュージシャンたちが集まって、ヒット曲を量産していた古きよき時代の息吹が伝わってくるようだ。 こういったレコーディングのプロセスは、僕がこの業界で、仕事を始めたころですら、もうすでに過去のものであった。伝統あるコロムビアのレコーディング・スタジオ、あと2年で取り壊しになるそうだ。 |
![]() 指揮台でいちびる俺 |
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2002/11/14 |
![]() 徳さんトラックダウン最終日に。 |
| 西脇辰弥参加作品最新リリース情報! 及川光博君のニュー・アルバム“流星”は、11月20日ワーナーミュージック・ジャパンより(AMCT-10014) 名プロデューサー笹路正徳氏のプロデュース作品を、笹路氏自らがセレクトした“HEART MUSIC〜笹路正徳プロデュース・ワークス〜”(ソニーレコード編)は、11月20日、Sony Recordsより(SRCL5497) 当時ユニコーンのドラマーだった西川幸一氏のソロ・シングルを僕が作曲し、笹路氏がプロデュースしたものが収録されている。 普段僕が作曲したものを、他の人がアレンジする、ということってめったにないんだけど、そういう意味でも笹路さんは、僕にとって特別な存在だ! 笹路さんは、僕のデモテープの中にある“僕自身の無意識”をとても大切にしながらアレンジしてくれる。その結果、いつも自分自身を再発見させられてしまうのだ。 稲垣潤一氏の20枚目のニュー・アルバム“稲垣潤一”は11月21日インペリアルレコードより(TECN30844) デビュー・アルバム以外で、アーティストが自分のアルバムのタイトルに自分の名前を冠する、というのは、よほどのことかとも思うのだが、それが自分が全面的に参加した作品だったりすると、ちょっと嬉しかったりする。かつては、高橋克典君の3枚目のアルバム“高橋克典”なんてのもありましたね。 |
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| 2002/11/13 岩崎宏美さん来訪。 岩崎宏美さんが唄う新曲のアレンジすることになった。プリプロダクションおよび、キー合わせのため、ディレクター氏とマネージャー氏を伴い、18:00に岩崎宏美さんが来訪。狭い僕の音楽室をものともせず、床にちょこんとすわって歌詞カードと譜面を広げて唄う宏美さん、とってもすてき!! |
![]() グイーンのライヴの日、差し入れでいただいたメロン。 今日あたりが食べごろらしい。 |
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| 2002/11/11 めろきゅあ打ち合わせと、徳永英明氏トラックダウン最終日。 僕がアレンジを手がけた、アニメ“わルキューれ”のテーマ・ソングがアニメ・ソングとしては異例のロング・セラーを続ける、女性2人組みユニット“めろきゅあ”。彼女たちの次のシングルもアレンジすることになった。“めろきゅあ”のメンバーは、数年前の出会い以来、シンガー・ソングライターとして、僕がほんとうにリスペクトできる女性のひとり、岡崎律子さんと、g.e.m.等のバンドでも活躍し、あの及川ミッチーのバックアップ・ヴォーカリストとしてのキャリアもある、キュッとした歌声がすてきな帰国子女、日向めぐみちゃんだ。 15:00に彼女たちがディレクター氏を伴い来訪。来年から始まる、新しいアニメに使われることになる予定のこの新曲のアレンジのミーティング。その後、レコーディング・スタジオに向かい、徳永英明氏のトラックダウンの立ち会う。 スタジオのロビーで雑談中、徳さんはブルーハーツのある曲について話していた。その曲のタイトルがどうしても思い出せないというのだ。「こんな曲なんだよ、ラララ〜」といって、唄ってくれるのだが、徳さんのあの声で唄われてしまうと、とてもブルーハーツの曲とは思えない(ブルーハーツ関係者およびファンの皆様、申し訳ない!!)美しくメロディアスな曲に聴こえてしまい、その場にいた誰にも、その曲が何なのかわからなかったのだ! 徳さんが言っていたこの曲、確かに有名な曲のはずなのだが、何ていう曲だったんだろう? |
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| 2002/11/09 グイーンのライヴ。 僕がドラマーとして参加する、クイーンのお笑いコピーバンド“グイーン”の、渋谷ON AIR WESTでの本番。前にも書いたとおり、今回は2ステージ、全部で40曲弱を叩ききることになった。自分の体力のことも考えて、多少パワーをセイブしながら叩こうと、当初は思っていたのだが、オーディエンスの「イェーッ!!」が聞こえると、もうそんなことはどうでもよくなってしまい、のっけからフルパワーである。でも最後まで、手足がつることもなく、2ステージ目で唄った、ロジャー・テイラーの曲“Iユm In Love With My Car”の高音もなんとか出せて、いっきにやりぬいたという感じ。やればできるものなのね!これも、オーディエンスの皆さんからもらったパワーのおかげだと思う。来てくれた人、ほんとうにありがとう!! |
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グイーンはステージ上のメンバーだけでなく、音響、照明、舞台スタッフはもとより、衣装、映像、メイクのスタッフやグラフィック・デザイナーまでもが、自他ともに認める、“クイーンおたく”として集まっている、超趣味的集団だ。ライヴ終了後はこの総勢40名余りの仲間たちが打ち上げに繰り出すわけだ。今日の打ち上げ、大いに盛り上がり、2次会になっても、誰も帰らない。朝の3時、4時になっても誰も帰らない。普段、こんな時間に起きているはずもない、フレディー波多江までもが、最後まで起きていた! 明日の俺、抜け殻状態必至!! |
![]() ステージ上より。ブレててごめん。 |
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| 2002/11/06 僕が、趣味でドラマーとして参加している、クイーンのお笑いコピーバンド「グイーン」。今日は、来る11月9日に、渋谷ON AIR WESTで行われるグイーンのライヴのためのリハーサルだ。毎年11月にやっているこのライヴ、11月24日のフレディー・マーキュリーの命日と12月1日の世界エイズ・デイにちなんで、収益の一部をイギリスのエイズ基金団体「マーキュリー・フェニックス・トラスト」に寄付するというチャリティー・イヴェントでもある。 今回は、いつものON AIR EASTが立て替え工事のため使えないので、少し小ぶりのON AIR WESTでの開催となった。とはいえ、それではお客さんに申し訳ない、ということで、全体を2部構成にして、第1部を80年代以降のクイーン、第2部を70年代のクイーン、という具合にテーマを分けて、完全入れ替え制でやることになった(俺の体力は大丈夫なのか?!)もちろん、超有名なあの曲とかはどちらの部でもやるので、こうご期待! 趣味とはいえ、リード・ヴォーカルのフレディー波多江以外のメンバーはみんなプロ・ミュージシャン。演奏はいつもかなりマジだから、リハーサルでも、細かいフレーズの解釈をめぐって、いつも新しい発見がある。恐るべしクイーン!! |
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| 2002/11/05 今回僕が参加している、木根尚登さんの今度のCDミニ・アルバムというのは、実はコンセプト・アルバムで、木根さん作の、ある童話的ストーリーに沿って作られている。収録時間20分弱で全5曲入り。全ての曲が幻想的なサウンド・エフェクトによって、切れ目なく続いていく。「ただシングルを出すっていうんじゃつまらないから、何か面白いことをしよう!」と木根さんが発案したものだ。 で、今日は、それぞれにトラックダウンされて仕上げられた5つの楽曲をつなぎ合わせる作業をする日。次の曲にいくタイミング等を綿密に測りながら、ストーリーを浮き上がらせていく、という楽しい作業。もちろんインデックスは各曲ごとに入っているので、頭だしは可能。ご心配なく(笑) |
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| 2002/10/31 徳永英明氏レコーディング。 徳さんの今度のアルバムに収録予定の新曲を録音。今回の曲は、徳さんが自分でボツにしてしまっていたものを、ディレクター氏の強力なプッシュで、レコーディングの運びとなったもの。ほんとうに、徳さんがなぜボツにしていたのかわからない、すてきな曲なのだ。 最近の、徳さんのデモ・テープには、様々な不思議な音が入っている。時にそれは、宇宙と交信するようでもあり、時に、人を催眠状態に導くようなものでもあり、時に、脳天を突き破る強烈なノイズだったりする。 今回の僕のアレンジのコンセプトは、この楽曲の骨格をあらわにして、ピアノと弦楽オーケストラのバッキングのみで、徳さんに唄ってもらうというものだ。 15:00に徳さんがスタジオに登場。僕が書き加えたイントロや間奏の説明をして、まず、徳さんの唄と僕のピアノを録音。いい緊張感がスタジオに漂っていて、テイク2でOK。しばし待ち時間&食事タイムののち、18:00から弦楽オーケストラのダビング。今回は第1ヴァイオリン6名、第2ヴァイオリン6名、ヴィオラ4名、チェロ4名、コントラバス2名の編成。コンサートマスターは落合君。コントラバスには元クライズラー・アンド・カンパニーの竹下欣伸氏も来てくれていた。 |
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それにしても、最近の落合君の多忙ぶりはものすごい。東京のストリングスのレコーディングを一手に引き受けてしまっているかのようだ。 弦楽オーケストラをレコーディング中に、僕の後ろのソファーに座る徳さんが、ボソッと一言「この曲、いい曲やったんやなあ…」 「でしょう徳さん! 俺は最初からわかってたんだから…」と僕の心の中で一言。 |
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| 2002/10/19 木根さんのレコーディング。 昼から木根さんの次のCDミニアルバムに収録予定の新曲のリズム録り。今回はあらかじめ、ガイドとして録音しておいた僕のピアノとシンセベースにドラムをダビングしてもらい、後日、ドラム以外の全てのパートを僕がダビングするという手法をとった。 ドラマーは村石雅行君。木根さん作曲のこの新曲、不思議なコード感と、空を飛んじゃいそうなスピード感(実際テンポもすごく速い)を持ったある種ジャズな匂いもするかっこいい曲。僕は「このドラミングが収録されているというだけで、村石ファンのドラム少年たちがこのCDを買ってくれるような、すごいプレイをよろしく!」と村石君に注文。 「そんなの無理だよ〜〜」とうそぶきながらも、村石君、すごいプレイをやってくれて、ポップスとしては珍しい、叩きまくりの村石雅行が聴ける作品となった。 そして、夕方からは1昨日ダビングの完了した曲の唄入れ。通常唄入れというのは、作品の完成度をより高めるために、3〜5テイクほど唄ってもらったものを全て残しておいて、その中からいいとこ取りをしてつなぎ合わせる、という手法が取られる。もちろん今回もそうしたんだけど、実は、木根さんがウォーミング・アップのためにと最初に唄ったテイクが残っていて、しかもそれがすばらしくて、ほとんどそのテイクだけで成立してしまったのだ! これって、うまいシンガーにはままあることで、エンジニアもプロデューサーも気が抜けないところなのだ。 |
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| 2002/10/17 木根尚登さんのレコーディング。 TMネットワークのギタリストとしてももちろんおなじみの、木根尚登さんのCDミニアルバムに収録される予定の曲を全曲アレンジすることになった(1曲は作曲も!)木根さんとは6年ほど前からのお付き合いで、木根さん名義のものはもちろん、木根さんがプロデュースする、椎名へきる、佐々木ゆう子等のアーティストのアレンジでも何曲かご一緒させてもらっているし、2年前には、木根さんのトーク・アンド・ライヴで、パーカッションの木村キムチ誠さんとギターの中村修二さんとの3人のサポート・メンバー全員が、それぞれ別の楽器にもスイッチするという変則バンドで、ツアーもした。 木根さんほど、業界の中で、誰もが口をそろえて「ほんとうにいい人」というアーティストを、僕はあまり知らない。ほんとうに心の温かい人だと思うし、僕を含めた周りのスタッフをどうしようもなくインスパイアしてしまうアイディアとストーリー、そしてユーモア感覚を常に持っている、ほんとうに才人だと思う。 で、今日はストリングスのダビング。実は数日前からリズム録りをしていたのだ。今回のストリングスのメンバーは、おなじみ落合君を頭とするヴァイオリン奏者4人のみ。シンセをメインに作られたオーケストレーションの、ヴァイオリンのパートだけを彼らに数回ダビングしてもらい、荘厳なオーケストラ・サウンドを実現しようというものだ。実際俺はシンセだけでも、かなりすごいオーケストレーションができる技を持ってるんだけど(俺の2ndアルバムは生のストリングスを一切使っていないにもかかわらず、キーボード・マガジンのレコード評に「ストリングスをふんだんに使って・・」なんて書かれちゃったりしてるしね・・)こうして落合君たちがダビングすることによって、俄然サウンドの質感が、いい感じになってくれるのだ。 このアコースティック楽器+シンセ=オーケストラ・サウンドという手法、かなり有効で、例えば、映画“タイタニック”の劇中で使われる音楽(いわゆる劇判ってやつね)のオーケストラ・サウンドのほとんども、この手法で作られている。スピードとその効率の求められる製作現場ならではのノウハウだ。 さてさて、俺が恒例にしようと思っている、 西脇辰弥参加作品リリース情報! 吉田美奈子さんの最新アルバム“Stable”は10月9日エイベックス・イオより発売中。CD番号はIOCD20040 このアルバム、俺的には、今あるべき超かっこいい美奈子さんが凝縮されたようなアルバム。美奈子さんのブラック・ミュージック的なルーツを持った感覚と、まさに“今”なサウンドが絶妙に折り合っていてすてき! それにしても美奈子さんの唄、いつ聴いてもすごくセクシーで、頭が痺れそうだ!! このアルバムの中で、僕は8曲目の、岡沢章氏の、どファンク・ベースがうなるどファンク・ナンバー“Stink Bug”(屁っぴり虫っていう意味なんだって!!)の後半、ドア蹴破り系ギター・ライク・シンセソロ(笑)で参加してます。 |
| 2002/10/10 昨夜と今日丸1日を使って、稲垣潤一さんのアレンジを仕上げる予定だったのが、昨夜はかなり興が乗ってしまい、気がつけば朝の6時。そしてアレンジは完成してしまったのだ! つまり今日ははからずもオフになってしまったわけで、かねてから行ってみたかった東京ディズニーシーに行くことにした。 |
![]() 東京ディズニーシーにて |
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| 2002/10/09 稲垣潤一氏レコーディング。 稲垣さんの今度のアルバムに収録予定の曲のレコーディング。今回は、唄以外のダビングの全てを、僕の自宅で行い、そのデータをCD−Rに焼いて、後に別のスタジオでそのCD−Rからデータを読み込んだものに稲垣さんのヴォーカルをダビングするというプロセスをとった。 プリプロダクションとガイド・ヴォーカルのダビングのため、16:00にプロデューサー氏と稲垣氏が来訪。今回の曲は70年代にヒットした洋楽のカヴァー。彼がライヴでもしばしば唄っていたこだわりの1曲なのだ。もともと8ビートの曲だったのを6/8拍子でやろうと言った稲垣氏の言葉にピーンときてしまい、異常な緊張感を持った超クールなアレンジになってしまった! 今回の稲垣さんのアルバムのコンセプトは、プロデューサー氏によると「ずばりAOR!」 音楽業界には“20年周期の再評価サイクル”なるものがあって、なるほどAORという言葉も20年ほど前から使われ始めた言葉だし、20年ぐらい前のAORの名盤と呼ばれるものが続々とリイシューされている。ところがこの「現代におけるAOR」というテーマ、意外に難しいものなのだ! 90年代初め、ビートルズ等のLoFi系再評価ブームが起こったとき、ちょっと前に80年代初頭のエレポップやニューロマ再評価ブーム、はたまた、ムーグ・ミュージックやモンド・ミュージック等の再評価ブームが起こったときなどを考えてみる。それらは、そのジャンルが持つ、黎明期特有のキッチュな部分を多分に含んでいた。つまり、その当時の録音技術の限界や、電気楽器の性能の悪さ、また演奏技術の不備を面白がっちゃおう! という気分が少なからずあった。当然のことながら、キッチュなものは模倣しやすい。つまりはそのキッチュさに気づくということが最大のディスカヴァリーだったわけだ。 そうしてみると、AORと呼ばれるもののほとんどは、その当時の最高のレコーディング技術と最高の演奏技術を持ったミュージシャンやプロデューサーに支えられて、超うまいシンガーが超おしゃれな楽曲を唄っていたわけで、そこには、現在の視点から見てもキッチュな要素はほとんど感じられないし、たまにあったとしても、それは今となってはAOR的とは言いがたいものだったりする。もちろん当時のAORのレコーディングは現在のそれのようなワイドレンジではなかったし、そういったネガティヴな要素を探せば、ないわけではないんだけど、それを今模倣したからといって、今的にそれが面白みがあるとは言い難い。やっぱり、現在の最高のレコーディング技術を使って、最高に練られた楽曲を、最高の演奏技術で演奏して、最強のヴォーカリストが唄わなきゃ面白くない。全くエクスキューズの効かないジャンルなのだ! うっひゃ〜〜〜たあいへ〜〜〜ん!!! でも西脇辰弥、がんばりました! |
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2002/09/30 |
![]() Photo1 ![]() Photo2 ![]() Photo3 ![]() Photo4 ![]() Photo5 |
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| 2002/09/27 徳永英明氏のレコーディング。 今日も徳さんの新曲をレコーディング。フランスの古い映画音楽な感じと、最近のR&Bに見られるような超モタリ系ビート、それに前衛ジャズな感じをフュージョンしたような、今回の徳さんのレコーディングの中ではかなりとんがった作品。 久々にアップライト・ピアノの良いものを使いたかったので、僕のべヒシュタイン購入時にもお世話になったユーロピアノから、プレイエルのそれをレンタルする。 プレイエル、あのショパンもユーザーだったというフランスのピアノ・メーカーだ。このメーカーのピアノは、ほんとに優美でかわいらしい音がする。また、打鍵したときに、独特の振動が指に伝わって、これが猫の肉球を触ってるみたいに気持ちいい。 徳さんも早速弾いていた。徳さん曰く「天使のピアノ」(同感!) |
プレイエル弾く俺 ![]() |
さて、最近の西脇辰弥参加作品リリース状況! ●吉田美奈子さんのシングル“Temptation”は既に9月11日エイベックス・イオから発売中!! ●岩崎宏美さんのシングル“止まった時計”は10月2日インペリアル・レコードより。 ●プラスティック・ツリーの4枚目のアルバム“トロイメライ”は9月21日にアットマーク・コーポレーションより。1998年のアルバム“パペット・ショウ”以来、久々の再会だったプラツリ。僕は2曲のプロデュースで参加。 |
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| 2002/09/25 徳永英明氏のレコーディング。 徳さんの新曲をレコーディング。レコーディング・メンバーはドラムに渡嘉敷祐一さん、アコースティック・ギターに古川昌義さん、パーカッションは木村キムチ誠さん、それに俺のジャコ・パスみたいなシンセ・ベースなど等。 ピアノ4分打ちバラードにアレンジしても充分に名曲になりそうな曲だったんだけど、徳さんは、もっとスピリチュアルで土着的なパワーが欲しかった模様。 キムチさんには、バタ・ドラムというアフリカ起源の3つの打楽器(大中小それぞれイヤ、イトテレ、オコンコロという名前がついている)を多重録音してもらう。 このバタ・ドラムのリズム・パターン、何と4000種類もあるそうで、その全てに名前がついている。今日は“チャチャ・ルカ・フン”を演ってもらった。アフリカ起源のリズム文化の奥深さには頭がクラクラしてしまいそうだ。 |
![]() イヤ |
![]() イトテレ&オコンコロ |
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| 2002/09/19 及川ミッチーのトラック・ダウン2日目。 今日はミッチーの自作曲のトラック・ダウン。ミッチーはNHK大河ドラマの収録のあと、夜中の12時にレコーディング・スタジオに駆けつけてくれた。 レコーディングの作業もトラック・ダウンの行程になると、その主役は紛れもなくレコーディング・エンジニアだ。今回僕がプロデュースするミッチーのレコーディングで、エンジニアを勤めてくれているのは、永井はじめ君。数年前、アイドルの大森玲子ちゃんのレコーディングで出会って以来、藤岡正明やTVアニメ“ワるきゅーレ”のテーマ・ソング等で一緒に仕事をしてきた。古きよきアナログ・レコーディングのノウハウと、最新鋭のデジタル・レコーディングのそれを同時に使いこなせる、鋭いバランス感覚を持ったすばらしいエンジニアだ。 |
![]() エンジニアの永井はじめ君。ちょっとコワモテだけど、とってもいいヤツ |
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2002/09/18 13:00から辻本祐樹君の曲のコーラス録り。ドラマー村石雅行君の奥さんの有香ちゃんのひとり多重録音。ちょっとハスキーで倍音の多い彼女の声が曲にぴったりはまってくれた。 そして16:00から、竹内まりやさんの外タレカバー・アルバム“Sincerely”の総合プロデューサー氏とミーティング。 で、20:00から及川ミッチーのトラック・ダウンに立ち会う。 今日の移動距離、しめて100km。東京は広い! 2002/09/17 稲垣潤一氏とミーティング。 今度レコーディングする、稲垣さんの新曲のデモを2曲もらってくる。 さて、みるきさん、メールをどうもありがとう! もちろんリンクは大歓迎です。技術上の問題で、このサイトのメール・アドレスからは返信ができないとのことなので、この場をかりて、管理人ともども、感謝です!! みるきさんは、及川ミッチーのファンサイトを管理されている方です。 http://www.geocities.co.jp/MusicStar/5237/ あっ、これ問題あったらお知らせください。 2002/09/15 辻本祐樹君のレコーディング。 17歳の俳優、辻本祐樹君の新曲2曲のリズム録り。メンバーはドラムに倉内充さん、ベースに美久月千晴ミックさん、ギターが古川昌義さん。ドラムの倉内さんとは、国府田マリ子ちゃんのアルバム“なんでだってば”以来数年ぶりの再会となった。なお、このアルバムには僕と充さんのツインドラムの曲(作曲とアレンジは西川進さん)も収録されている。 さて、今回のレコーディング、作曲者である松本俊明さんと岡本真夜さん、それに岡本さんの曲に作詞をする、元ジュン・スカイウォーカーの宮田和弥君がスタジオに遊びに来てくれた。特に、宮田君は岡本さんとともに、詞とメロディーのはまり具合をチェックしながらガイド・ヴォーカルを録音していってくれた。これは、曲の世界観を作っていく上でのとっても重要な道しるべになって、アレンジャーとしてはほんとにありがたいこと。おふたりに感謝! |
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| 2002/09/12 この夏はほとんど毎日仕事をしていて、今日は久々のオフである。インチキ・アウトドア野郎の俺としては、まだ行ったことのない福島県の磐梯山や吾妻山をロープウェイやスキー用リフト等を乗り継いで、インチキ登山しようと計画したわけだ(インチキと言っても3時間くらいは歩くんだけどね) ところが、あいにくの雨。天気が悪ければ、さっさと温泉めぐりツアーに計画を変更してしまうのもインチキ登山の極意だ! 日本は火山国、名山のまわりに名湯は事欠かない。有料道路の“西吾妻スカイバレー”を経て山形県に入り、白布(しらぶ)温泉を訪れる。一昔前の温泉旅館は、宿泊と食事がセットでなければ温泉を利用できない、といったタカビーな商売をするところが多かったが、昨今の不況の影響で宿泊客が減ったこともあってか、午後4時ごろまでなら500円ほどで温泉のみを利用できるところが多くなった。 |
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![]() 白布温泉、東屋(ひがしや)の岩風呂にて。ちょっとアートしてるかも ![]() ![]() |
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で、行ってみたのだが、人影がまったくない。 確かに営業はしているようなのだが、店に入ってみても、客はおろか店員の姿も見えない。「ごめんくださ〜い!」と叫ぶと、売店の奥から若い女性の店員が小走りに出てきてくれた。 |
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あまりに客がいないので、恐る恐る訊いてみた。 「やっぱ土日はいっぱいお客さん来るんでしょ?」 「いやあ〜来ませんよお!」 おいおい大丈夫なのか3Dワールド!! |
![]() さて、上映時間となったので、パヤパヤしたエントランスを経てドームに入る。 まずは、1888年の磐梯山大噴火の再現映像だ。噴火を予知した山の動物たちが山から逃げ出していく。最初はヘビ。客の鼻先をぺろりと舐めんばかりの立体映像でヘビが飛び出してくる! そしてかわいいウサギ。またヘビ。客の顔の側面を撫でるように泳ぎ去っていくヘビたち! そしてまたウサギ。磐梯山にはヘビとウサギしかいないのか?? |
![]() 磐梯山3Dワールドをひとりできりもりする彼女と |
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そして磐梯山の大爆発だ! いかにも花火な火柱と白子のような噴煙。そして客に襲いかかる火山弾!!大小さまざまな岩が立体映像で飛び出してきて、反射的によけてしまいそうになるほどだ!! 火山弾の次は泥流だ!うわ〜〜っ!! 襲いかかってくるのは火山だけではない。この地方特産の、秋にたわわに実るりんごも、冬に子供たちがする雪合戦の雪玉も、立体映像となってどんどん客に襲いかかってくる!!うわあ〜〜〜っ!!! 3Dワールドの道を隔てて向かいにある“磐梯山噴火記念館”にも行ってみた。 ここでは、磐梯山大噴火にまつわる資料や地質、動植物相などの資料が展示されている。エントランスを入ると、「スイッチを押してください」とある。押してみると、いきなり床下に仕掛けられた装置による地響きだ! そして緊迫したアナウンスが入ると、モーター付きの巨大な磐梯山の模型が動いて、大噴火による山体の変化が手に取るようにわかる!!うわああ〜〜〜っ!!! 営業時間終了が迫っていたので、足早に順路をめぐり、出口にさしかかったとき、カウンターにどこかで見た顔が・・そう、さっきの3Dワールドのおねえさんがそこにいたのだ! 「ここもきりもりしてるんだ!?」と俺。 「そうなんですよお」と笑顔で答える彼女! うわあああ〜〜〜っ!!!!(意味なし) <つづく> |
![]() 立体映像を満喫した俺 |
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| 2002/09/06 及川ミッチーのレコーディング。 昼から、先日プリプロダクションをしたミッチーの新曲のリズム録り。そして、夜の8時から、この曲と、ちょっと前に唄入れをした加藤氏の曲にストリングスをダビングする。編成は第1ヴァイオリン6名、第2ヴァイオリン6名、ヴィオラ4名、チェロ4名の20人。ポップスに入るストリングスとしてはやや大きめの編成だ。 |
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セクションのリーダーは前にも書いた、落合テッチャン。日本のストリングスの演奏というのは、いかにも日本的な「他人(それが先輩ならなおさら)より先に音を出してはいけない」というような歪曲された体育会系クラシックの伝統の呪縛で、どうしてもスロー・アタックになってしまいがちだった。そのため、グルーヴの音楽の中に、彼らを入れようとすると、なかなかいい感じになってくれないことが多かったんだけど、その点でもテッチャンのストリングスは革命的だ。メンバー全員が、誰はばかることなくビシビシとアタックを出してくれる。しかもテッチャンは、誰かひとりでもまずい演奏をしたやつがいたら、容赦なくやり直しを申し出る。こういう人たちと演るのはほんとに楽しい。 |
![]() ストリングスのやつらに“かめはめ波”を送る俺 |
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| 2002/09/04 清里のオルゴール博物館に行く。 山梨県清里の萌木の村にある、オルゴール博物館“ホール・オブ・ホールズ” http://www.moeginomura.co.jp/hall.html をご存知だろうか。ここは、世界各国から集められた、それこそ、世界にたった1台しかないようなものも数多く含む、何百もの自動楽器のコレクションを持っている。昼間は1時間おきのデモンストレーション、そして、水曜日と土曜日はそれに加えて、午後8時から約2時間のコンサート(間に1回ティー・タイムをはさむ)を、それぞれスタッフの解説を交えて楽しむことができる。僕はこの“ホール・オブ・ホールズ”が大好きで、もう10年以上前からここのリピーターなのだが、コレクションが膨大な上、現在もそれが増え続けているということで、何度来ても、まだ見たことのない自動楽器に出会うことができる。 で、きょうは水曜日。夜8時からのコンサートに行くことにしたわけだ。今日の僕のお目当ては、チッカリング社製の、9フィートのグランド・ピアノ(いわゆるフルコンてやつね)の形をした自動ピアノ。ロール紙に記録された演奏情報によって、ピアニストの演奏を正確に再現できるもので、録音機器が貧弱であったころの、1920年代のホロヴィッツやガーシュウィン等の名ピアニストの演奏が、まさにそこにあるピアノの生音で再生されるのである。きょうは、あのラフマニノフの演奏による、ショパンの“華麗なる大円舞曲”を聴くことができた。 客は僕を含めて10人くらいだから、みんなピアノのそばに集まって聴く。何と言ってもCDと違って、目の前にあるピアノが鳴っているのだから、どんなオーディオ・システムも顔負けの高音質(あたりまえだ)しかも、ピアノの鍵盤が動いて、巨人ラフマニノフの独特な指運びがわかる。なんだか彼がそこで弾いてくれているような気がしてしまい、そんな大層な曲でもないのにエンディングで思わず涙が出そうになってしまったぞ! |
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| 2002/09/03 及川ミッチーのプリ・プロダクション。 9月6日に録る予定の新曲のプリ・プロダクションのため、ミッチー来訪。今回の曲は、ミッチーの作曲によるもの。どんな曲かはまだ言えないけど、この曲、めちゃめちゃおもしろい! |
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| 2002/08/29 キーボード・マガジンの取材と 及川ミッチーの唄入れ。 16:00にリットーミュージックの人がカメラマンを伴って来訪。来月28日発売のキーボード・マガジンに掲載される予定の取材を受ける。企画は西脇辰弥が某シンセについて語りまくる、というタイアップものと、ホールド・ペダルやエクスプレッション・ペダル、はたまたキーボード・スタンド等のいわゆるアクセサリー関係について、これまた西脇辰弥が語りまくるという特集ものだ。 さて、取材が終わると、一路ミッチーの待つレコーディング・スタジオへ。前にも書いた、ザ・コレクターズの加藤氏の曲の唄入れをする。唄入れしていて思ったのは、ミッチーが、自分の唄を、まさに唄ったその瞬間に評価できてるということ。プロといえども、これってなかなかできるものではないのだ。 |
![]() 取材中 |
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| 2002/08/27 辻本祐樹君のレコーディング。 辻本祐樹君は17歳の俳優だ。“金八先生”では、家庭環境の複雑な少年の微妙な役どころをみごとに演じ切って、現在多くのファンを持つ人気者である。彼がCDデビューを果たすということで、僕が何曲かをアレンジすることになった。 で、肝心の唄の方はというと、これが彼の哀愁漂うルックスと完璧にシンクロするような、妙な癖の全くない超胸キュンなヴォイスなのである。 今日は24日に録ったリズム・セクションに弦楽4重奏をダビング。メンバーはヴァイオリンの落合徹也君率いるそれだ。落合君のストリングス・セクションは現在、東京のミュージック・シーンにおいては、ある意味革命的な存在だ。アレンジャー西脇辰弥としては、この人が登場してきてくれて、ほんとうによかったと思っている。みなさんも知ってるかも知れないけど、僕は、ミュージシャンに難しいことをやらせることで有名らしい。でもそれは難しい音楽を作るためにやっているんではもちろんなく、僕としては、常に新しいサウンドや演奏の可能性を追求していきたいと思っているし、常に存在する、バジェット等の制約の中で、いつも共演してくれるミュージシャン達の魅力とスキルを見極めて(これがちゃんとできるようになるまでに10年かかりました)彼らがちょっと苦労すればできる、という辺りを狙って、アレンジする。で、そんな僕の書くアレンジメントを、数時間というレコーディング・スタジオの枠のなかで、音楽的な消化も含めて、まともに演奏してくれるストリングス・セクションが、やっと日本にも現れてくれたというわけなのだ! ストリングス・セクションのレコーディングといえば、いい思い出がある。今から8年前、僕がある女性アーティストをプロデュースするために、初めてLAでレコーディングしたときのことだ。そのときは、ドラマーのチャド・ワッカーマンや今はなきカルロス・ヴェガ、ベーシストのジミー・ジョンソンやリー・スクラー、パーカッションのアレックス・アクーニャ等の大物ミュージシャンとの共演も果たしたわけだが、何と言っても、最も印象に残っているのは、20数名のストリングス・セクションをレコーディングしたときのことだ。 長くなりそうなので、続きは後日。 |
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| 2002/08/25 ピカール購入。 ずっと気になっていた、ピアノのペダルの曇りを取るべく、研磨剤のピカールを買いに行くことにする。調律師の阿部さんの「東急ハンズなら絶対置いてありますよ」との言葉を信じ、二子玉川の東急ハンズに。おじさんの店員がいたので、恐る恐る「ピカールありますか?」と訊いてみる。ピカールの“カー”を発音するかしないかのうちに、その店員は力の抜けた声で「あ〜〜」とか言いながら、それが陳列されているであろう場所へとすたすたと歩いていく。そんなに一般的なものなのか?? そしてゲットしたのがこのピカール。いかにも昭和初期な感じのレトロなデザインを守り続けている感じがグッときちゃう。(Photo-1) で、早速俺のピアノのペダルを磨いてみることに。まず、一番使用頻度の少ない、左端のソフトペダルを磨いてみる。ピカール使用前はこのように、新品のころからは見る影もなく、白く濁って艶のなくなっていたペダルだが(Photo-2)、ピカールをやわらかい布につけてこすった後、その布の別の場所でそれをふき取るとこの通り(Photo-3) ちなみに、ピカールをネットで検索してみると、それは、研磨剤の定番らしく、車のパーツを磨いたり、傷がついて読み込めなくなったCDを復活させたり、アクセサリーをきれいにしたりと、様々な用途で使われていて、その検索結果は、まさに、自分の大事にしているものがピカールによってピカピカになったことへの喜びに満ち溢れているようだった。そして、みんな俺がそうしたように、ピカールの使用前と使用後の写真を自分のHPに載せていたのだ! あ〜〜〜っ俺ってちょー凡人・・ |
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Photo-1 |
![]() Photo-2 |
![]() Photo-3 |
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| 2002/08/22 ミッチーのレコーディング3日目。 昨日録ったリズムにギターやキーボードをダビング。ギタリストは、ミッチーの紹介で今日が初対面となる、原田喧太君。ミッチーのバンドをはじめ、吉川晃司氏のサポート等もやってる人で、俳優の原田芳雄氏の息子さんなんだそう。で、この人が、ほんとにすばらしいギタリストだったのだ! 確固たるリズム感覚と超絶技巧、それにアイディアをいっぱい持った、まさに今な感じのロック・ギタリストだ。彼も、僕の仕事を楽しんでくれたようで、僕たちは再会を固く誓い合ったのだった! |
![]() この直後……夜撮った近所の猫の写真が、あまりに緊迫感があったので、 字幕を入れてみた。 |
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| 2002/08/21 今日は2曲のリズム録り。レコーディングメンバーは、ドラムが村石雅行で、ベースがグイーンでも一緒に演ってる山田サトシ。サトシ君とはもう6〜7年グイーンをやってるけど、僕のアレンジでスタジオに来てもらうのは初めて。8分音符を強力にプッシュできる技と、音価に対する繊細な感性を持ったいいベーシスト。そして、今日も村石君はすごかった。彼しかできないんじゃないかっていうような爆裂な体育会系銅鑼民具をぶちかましてもらい、あまりのものすごさに口から内臓が出てきてしまいました。 |
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| 2002/08/19 ミッチーのレコーディング1日目。 今日はまず、ザ・コレクターズの加藤氏書下ろしの曲をレコーディング。この曲では、僕がドラムを叩くことにした。リズムのはねかたに、かなり細かい僕のこだわりがあって、そのニュアンスを他人に説明して演ってもらうのが難しいと判断したからだ。ギターは中村“修ちゃん”修二氏。で、ベースは僕のシンセ・ベース。 ミキシング・ルームで、ミッチーがなにやら書き物をしているので、「詞を書いてるの?」と訊くと、「そうです。この曲難しいんです。」とミッチー。ミキシング・ルームだから当然、今レコーディング中の音が、がんがん鳴り響いている。構想を練ってるのかと思いきや、レコーディングが終わるころには、ミッチーは1曲まるまる書き上げてしまったのだ! 字数もばっちり、ミッチーの世界観がしっかり反映された感動的な曲になった。これってすごくない!? さて、まつこふさん、リンクをどうもありがとう! このひとは、ジャズ・フュージョン系のアーティストやアルバムを紹介するホーム・ページを作っている方です。僕のことも紹介してくれています(感謝!) http://www8.plala.or.jp/matsucof/index.html まつこふさんは、近々クロマティック・ハーモニカを始めようと思っている、とのことですが、ここで、 “西脇辰弥がマイスタークラスを気に入っている理由の続き&ハーモニカ選びのコツ!” このあいだ、クロマティック・ハーモニカには丸い穴のものと四角い穴のものがある、というところまで書いた。トゥーツは四角穴、スティービーのは丸穴だ。で、この四角穴、僕だけかもしれないんだけど、口が痛いです。これはほんとに個人差があって、全然平気な人もいるんだけどね。僕は数時間も吹いていると、口から血が出てきて、おできみたいなのができて、そうなると、ものを食べるのも不自由で、1週間ぐらいずっと不幸なのだ(そうなる前に吹くのをやめろよ、という声も・・) マイスター・クラスは基本的に四角穴、ところが、穴のふちや角のところを微妙に丸く加工してあって口当たりがソフトなのだ。これも気に入っている理由のひとつ。 |
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| そして、最後の理由。クロマティック・ハーモニカのレバーには、2つの方式がある。ひとつが千鳥式、もうひとつが従来式だ(千鳥式があとから開発されたため、もともと従来式には名前がなかったんだけど、ここではあえてそう呼ぶことにする)クロマティック・ハーモニカをマウス・ピースの方から見ると、穴の中にレバーで開閉する窓のようなものが見える。この窓が一直線に並んでいるのが従来式、ジグザグに並んでいるのが千鳥式だ。千鳥式はすばらしい発明で、空気の通る面積が、従来式より大きいためより大きな音が出るのが特長だ。また、より大きな面積を開閉するため、レバーのストロークが長くなる。 で、これがくせもので、開閉に時間がかかってしまうのと、開閉の途中の“空気が十分に通らない時間”が長くなってしまうため、千鳥式はレガートなフレージングがやりにくい(あくまで僕の私見ね)風のようなレガートを身上とする僕は、どうしても従来式に軍配を上げてしまうのだ。 マイスター・クラスはもちろん従来式。これが最後の理由。 ホーナーのクロマティックは四角穴が従来式、丸穴が千鳥式に対応している。ところが全てのメーカーがそうではないようで、ブラジルのメーカー「へリング」は12穴で丸穴、レバーが従来式の501/48 Chromaticというモデルも出していて、なぜかかなりでかい音が出るのでたまに使っている。 これからクロマティック・ハーモニカを購入しようと思ってるひとにアドヴァイスするとすれば、お金をけちって廉価モデルや音域の少ないものは買わないほうがいい。少なくとも12穴以上のものがいいと思う(ちなみに、僕のアルバムに収録の曲ならほとんど12穴で大丈夫)廉価モデルは音がしょぼいし、音域が狭いと弾けないメロディーがあったりして楽しくないことはもちろん、うまくなってしまったらまた買い換えないといけなくなるからだ。また、ある程度鳴らしやすくて、しかも音がしっかりしているものがいい。といっても1〜2万円台、ギターやサックスに比べたら俄然安いもんです。僕はあちこちで仕事して、元取りまくってます。 僕が初心者にただひとつだけ薦めるとすれば、ホーナーのCX-12というモデル。丸穴千鳥式だからさっき言ったことと矛盾すると思われるだろうが、それは微妙で繊細なプロの話。千鳥式はよく鳴ってくれます。また口が痛くならないので長く続けられるのもメリットだし、近未来的デザインがかわいいのもポイント高。あとトゥーツのHard Bopper(ホーナー製)も良いね。こちらは彼がメインで使っているMellow Toneより鳴らしやすいのが特長で、12穴の四角穴。 |
![]() 特別限定生産だったCX-12のパープル。 かっこい〜〜! ポートフォリオの1stや、露崎春女のシングル“太陽”、 国府田マリ子ちゃんが唄ったNHKみんなのうた“雨のちスペシャル”等で使用。 ![]() 少し明るめな音のするCX-12のゴールド(上) 下はブラックのタイプに自分でペイントしたもの。 ![]() 俺所有のハモたち(の一部) いちばん下のは、俺が最初に購入したChromonica280。 ケースにはトゥーツの直筆サインも。 |
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| 2002/08/17 多摩川の花火大会。 毎年恒例の花火大会である。実は、昨年の6月に引っ越した、今の僕の家には、屋上があって、そこからこの花火大会の模様がばっちり見えるらしいのだ。昨年はピエロのレコーディングで、見れなかったのだが、今日は、仕事とはいえ自宅作業だったので、夕方に仕事をいったん中断、枝豆をゆでて、缶ビールとデジカメを持って屋上に上がる。アウトドア用に使っている、いすとテーブルをセッティングして準備万端だ! 花火大会は午後7時きっかりに始まった。おおっ!!すばらしい! 花火を見る高さと、花火との距離、そして、自分の視野とのバランスが絶妙だ! しかも、花火の破裂音が背後の建物や森に反響して、ナチュラルなサラウンド状態なのだ! おまけに対岸の川崎市で打ち上げられている花火まで見える! このすばらしい光のページェント(死語)をほんの少しでも皆さんに伝えようと思い、デジカメで、80枚くらい撮ったんだけど、ほとんどがダメ写真。まあ見てください。誰か、デジカメで花火を上手に撮る方法、教えてっ! |
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![]() 一応花火みたい。 |
![]() 炸裂する尺玉(もうちょっと広角にすれば良かった) |
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| 2002/08/13 稲垣潤一氏来訪。 稲垣潤一さんが、僕のアレンジする新曲のプリ・プロダクションのために、うちに来た。僕のハードディスク・レコーダーに彼のガイド・ヴォーカルを録音する。あらためて感じたのは、稲垣さんが、とても繊細なタイム感を持っているということ。彼の唄う音符ひとつひとつが、いつも気持ちのよい場所にスコッスコッとはまって行く感じ。それを指摘すると、「僕はドラマーだからねえ」と稲垣さん。もちろん知ってますとも。でもでも、そんな単純な理解を超えたものを、俺は感じたぞ! 今年の3月、「とにかくピアノやハーモニカをいつでもガンガンに演奏したい」という発想で作った防音室なのだが、ハードディスク・レコーダーを入れて、かなりハイ・クオリティーな録音ができるようになったので、最近はちょくちょく、プライヴェート・スタジオとしても利用するようになってきた。(スタジオと言っても、ただの箱みたいなもんなんだけど・・) |
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さて、川上さんからの「西脇辰弥が初めて買ったレコードって何?」とのご質問にお答えしよう。 川上さんの予想では西城秀樹ということだったんだけど、う〜ん、西城秀樹は確かに大好きだったし、小学生のころは、掃除用のモップをマイクに見立てて、「薔薇の鎖」等をうたっていたし、“西城秀樹トリビュート・アルバム”に、サンプラザ中野さんとのユニット“West Sun”で参加してもいるんだけど、残念ながら違うんだな。 で、僕が最初に買ったレコード、それは、小学4年生のときに買った、ウィルヘルム・ケンプの演奏する、ベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタ“悲愴、月光、熱情”だ・・・か〜〜っ、いやな子供だね!そのころ僕はクラシック・ピアノバカ少年ひと筋だったのだ!いまでも、クラシックは大好きで、フェイバリットはスクリアビン、それにラフマニノフやチャイコフスキー、ストラヴィンスキーなど等。 ちなみに、最初に買った邦楽は八神純子の1stアルバム。洋楽はTOTOの1stアルバム。で、次に買った洋楽はEarth Wind &Fireの“All'n All”この辺で、人生が変わってきたみたい。 |
![]() 俺が最初に買ったレコード! |
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2002/08/11 及川ミッチー来訪。 及川光博君が、次作のレコーディングのプリ・プロダクションのために俺んちにやってきた。 まず、あらかじめもらっておいた、シンプルなギターの弾き語りのデモを、音楽性の方向付けを定めて、僕が自宅スタジオで、ラフなかたちで西脇アレンジ・バージョンを作る。それにインスパイアされたミッチーが、また様々なアイディアを出してくる。そんなやり取りを経て、音楽が、より練られた、もっとおもしろいものになっていく。僕が、他のアーティストをプロデュースするときには、よく使うプロセスだ。 それにしても、ミッチー、僕が思いもよらない切り口からのアイディアは楽しかった!! まだどんな曲かは言えないけど、かなり名作な予感! |
| 2002/08/08 稲垣潤一氏とミーティング。 稲垣潤一さんのアレンジをすることになった。前に書いた “Sincerely Maria Takeuchi Songbook”(竹内まりあさんの名曲を、有名外タレがカヴァーしたアルバム)を聴いた彼の現プロデューサーが、僕のアレンジをいたく気に入ってくれて、声をかけてくれたのだ! ありがたいことです。 さて、前述のまりあさんのカヴァー・アルバム、実は僕が担当した4曲中、3曲でハーモニカを吹きまくっていて、ロバータ・フラックやボビー・コールドウェルの唄にからみまくる僕のハーモニカを聴くことができる(もちろん別々に録ったんだけどね) で、このハーモニカ、僕は独ホーナー社のMeisterklasse(マイスター・クラス)というモデルをメインで使っている。そんなわけで、ここで、青山さんからご質問のあった、「西脇辰弥がマイスター・クラスを気に入っている理由」を述べたいと思う。ちょっとマニアックなハーモニカの話ね。 |
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まず、音域。トゥーツ・シールマンスは12個穴のある“Toots Mellow Tone”というモデルを使っていて、音域はピアノでいう真ん中のドからその3オクターヴ上のレまで。フルートとだいたい同じ音域だ。で、スティーヴィー・ワンダーは16個穴のある“chromonica280”というモデルを使っていて、音域は12穴のものより1オクターヴ低いドまで出る。音響的に言えば、12穴の音域がハーモニカが最もきれいに鳴るんだけど、曲によってはどうしても、真ん中のドよりちょっと低い音程が必要になることがある。ところが、僕は、ハーモニカはできるだけ小さいほうがかっこいいと思っているので、16穴は、でかすぎなのだ(あくまで僕の私見ね)というわけで14穴が僕にはちょうどいい。この理由だけで、僕にぴったりのハーモニカは、ホーナー社ではマイスター・クラスと、もうひとつ、初心者向けの廉価モデルしかなくなってしまう。 |
![]() 俺のハモ。 |
| あ、そうそう、CHIYUKIさん、ごぶさたですね。応援のメールどうもありがとう!! |
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| 2002/08/07 及川ミッチーのミーティング。 ミッチーの次のアルバムに収録予定の新曲のデモをもらってきた。 ところで、最近ものすごく注目している作曲家がいる。60歳代のロシア人で、名前はNikolay Kapustin(カタカナではニコライ・カプースチンと表記されているようだ)。クラシック界ではもう何年も前から有名なんだけど、僕の周りの人間は誰ひとり知らないようなのだ。 なるほど、CDショップを探せば、それらはクラシックのコーナーにあるし、最近になって楽譜も出版されるようになってきた。曲のタイトルは“ピアノソナタ第何番”とか“8つの演奏会用練習曲”等、いかにもクラシックである。ところが、曲を聴いてみると、これがとてもクラシックとは思えない、めちゃかっこいい音楽なのだ!(クラシックもかっこいいけどね) このひとは、ピアノ独奏用の曲を多く書いているんだけど、ある曲は、チック・コリア・エレクトリック・バンドをピアノ1台でやっちまってるようでもあり、またある曲はデイヴ・グルーシンのアルバムに入っていてもおかしくない感じ、かと思えば、完璧にプロデュースされたオスカー・ピーターソンだったり、当たり外れのない(つまり当たりの)キース・ジャレットだったりと、すべて書き譜にされたジャズと言ってもいいようなものなのだ。 その譜面は精緻そのもの。左右の手の役割を絶妙に振り分けて、グルーヴをキープしながら、ベース・ライン、コード感、メロディーやアドリブ的なものを紡ぎだしていく。どの曲も周到に、入念に計画されていて、超絶技巧が必要だけど、決してイン・テンポの演奏が不可能ではないという心憎いばかりの配慮。う〜ん、すばらしい! |
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| これをクラシック界の人々だけのものにしておくのはもったいない!! クラシックが大好きで、今このグルーヴの音楽の世界に身を置く俺こそが演るしかないっ!!と思ってしまったわけだ。で、今、ある曲を練習中。いや〜難しい! でもきっと皆さんの前で演奏する日が来るんだろうか・・・
おすすめCDは、やっぱり本人による演奏のものかな。まずは基本だからね。前述の“8つの演奏会用練習曲”とか“ピアノソナタ2番”等、どの曲も聴くと元気が出るよ!! |
![]() 最近街で見つけたちょっと面白いもの。ケロンパン(笑) ちなみに近くにキンキンはありませんでした。 |
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| 2002/08/04 “アジア太平洋ハーモニカ大会2002厚木”というハーモニカ関係のイヴェントに遊びに行く。 神奈川県厚木市は知るひとぞ知るハーモニカの盛んなところだ。指導者にも恵まれて、老若男女実に多くの人たちがハーモニカに親しんでいる。そんな厚木市で、行政(厚木市)が支援するハーモニカのイヴェントとしては、日本初という大会が4日間にわたって開催されていたのだ。 内容は、アジア各地からやってきたアマチュアたちが技を競うコンテストと、世界中から招かれたプロのコンサート。まさにハーモニカ三昧のイヴェントだ。普段、僕が生活しているなかで、ハーモニカの話題を話す、というシチュエーションはめったにないし、あっても、クロマティック・ハーモニカとブルース・ハープの違いを訊かれて、それに答えるくらいなのだが、ここへ来ると、そこらじゅうの人がハーモニカのことをずーっと話していて、とても非日常な感覚だ。 さて、今日のプログラムはプロの演奏のみ。僕のお目当てはリー・オスカーだ。彼はブルース・ハープだけど、それが持っているアーシーなものに過度に頼りすぎることなく、クールに演る。そんなところに僕は以前からシンパシーを感じていたわけなのさ。楽屋にもおじゃまして会ってきたぜ。 |
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| あと楽しかったのは、トリを飾ったアメリカ人老夫婦(失礼)によるハーモニカのデュオ演奏。圧巻だったのは、両手のそれぞれの指に調子笛(ハーモニカを1穴ずつに分解したようなもの)をつけて、任意の指をくわえて演奏するというパフォーマンス。ひとりが2音ずつ出せば、あわせて4声のハーモニーが自由に出せる、ということで、彼らはビッグ・バンドのサックス・ソリさながらの演奏を展開(!!)動きのおもしろさとあいまって、めちゃ楽しいパフォーマンスだった。 | ![]() 夫婦デュオ“ホットショッツ”と |
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| 2002/08/01 徳永英明氏のレコーディング。 徳さんのニューアルバムのタイトル・トラックになるかも知れない新曲をアレンジ。後期ビートルズのような、または初期ELOのようなにおいを持った、かっこいい曲。徳さんはほんとにすばらしいメロディー・メイカーだ。 で、今回は究極のマンパワー・レコーディング。最新鋭のレコーディング技術を、後期ビートルズのスピリットで駆使しようというわけ。打ち込みは使わず、アコースティック・ギターを徳さんに弾いてもらった以外の全てのパート・・ドラム、キーボード、エレクトリック・ギター、パーカッション、ベース、その他無数のサウンド・エフェクト……を俺が生演奏。 ところで、Hamadaさんから“Illegally Sane”の収録されているCDについての質問があったので、お答えしましょう。 現在この曲は2つのヴァージョンがCD化されていて、ひとつは昨年リリースされた、コナミのキーボード・マニア(例のゲームです)のコンピレーション・アルバムに収録されています。こちらはドラムが打ち込み(とはいえかなりマニアックに生っぽく作っています)で、僕のワンマン・レコーディング。またこのアルバム、菅沼孝三との共作で、NEUEN KAKTOのレパートリーでもある“Threshold Level”も収録されています。これはゲーム・ミュージックのコーナーを探せば見つかるでしょう。 で、もうひとつが、今年の4月に発売になった、沖縄からやってきた天才少年ドラマー和丸のデビュー・アルバムに収録されたヴァージョン。こちらは、櫻井哲夫氏ベース、矢掘孝一ギター&俺というバンド演奏。別の曲には渡辺香津美氏も参加しています。これはCDショップではなかなか見つかりにくそうなんだけど、以下のところでネット販売しているようです。 www.okinawahands.com:8000/ music/a0112_01.html http://sound.jp/cathouse/kazumaru.html 後者のページは楽曲解説も載っていて、「3曲目はハード・ファンキー・フュージョン?Jail一番のお気に入りです。櫻井氏のベースがブリブリに唸ってますっ」とある。これ、俺のシンベなんだけどなあ……(涙) |
![]() ![]() 珍しくギターも弾く。 ![]() 徳さん所有のソナーのグロッケン、これがいい音するんだよな……。 |
それはさておき、こんな風にCDのことを問い合わせてもらうのは、ほんとに嬉しいこと。というのも、昨今の不況で、CDショップはリスクを避けるため、多額のお金とマスメディアを使って、強力にプッシュされたアーティストの作品しか店に置かない傾向になってきているからだ。だから、もしほんとうに欲しいCDがあったら、店に置いてなくても、是非みなさん、どうかあきらめずに、レコード会社なり、今回の僕のように“情報を持っていそうな人”にどんどん問い合わせてくださいね! |
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2002/07/31 |
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| 2002/07/30 岩崎宏美さんのトラックダウン。 レコーディングの最終工程である。ほんとはマスタリングってのもあるんだけど、アレンジャーとしては、僕は基本的にスケジュールが許す限りトラックダウンまでは立ち会うようにしている。 宏美さんとももうしばらく会えなくなるのね、なんて思っていると、宏美さんがケーキを買ってきてくれていて、スタッフ達とともに2日遅れのお誕生会をしてくれたのだ!! うれし〜〜〜〜いっ! 宏美さん、ありがとおおおおっ!!! |
![]() 宏美さん、ありがとおおおおっ!!! |
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| 2002/07/29 徳永英明氏のレコーディング。 徳さんのニュー・アルバムに収録予定の新曲をアレンジ。レコーディング・メンバーは、ドラムが沼沢尚さん、ウッド・ベースが前回のThe Atmosphereのライヴでも弾いてくれていた美久月千晴さん、アコースティック・ギターが古川昌義さん、で、ピアノやらオルガンやらが俺。尚さんにはカホーンも叩いてもらう。あまりにすばらしいテイクが2テイク目で録れてしまい、拍子抜けするほどあっという間にレコーディングが終わってしまった。 |
![]() ベーゼン弾く俺 コメント:徳さんのレコーディングにて |
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2002/07/28 ホームページ更新!! 今月11日の西脇辰弥The Atmosphereのライヴで、公言したことがやっと実現。図らずも、俺の誕生日の更新となった。まだまだ未完成なところもあるんだけど、今後の予定としてはまず、ディスコグラフィーの充実かな。何しろ芸能生活15年ともなると、手がけた作品もしゃれにならないくらい膨大なので、今必死でデータを集めているところなのだ! ところで、先述のライヴで演奏された曲目を知りたい、とのメールをいただいたので、ここに紹介しよう。 1stステージの1曲目はウェザー・リポートのカヴァーで"Elegant People" ウェイン・ショーターのパートをハーモニカでやったら絶対かっこいい!とかねがね思っていたのでやってみた。「すげー良かった!」「鳥肌が立った!」等の感想ももらいました。 続く"Nitty Gritty" "Missing You" "Do Not Leave Me" "Apogee"は僕のアルバムに収録のオリジナル曲。休憩をはさんで、2ndステージ1曲目は、キーボード・マニアのゲーム音楽として僕が作曲し、バンド演奏としては、沖縄からやってきた天才少年ドラマー、和丸の1stアルバム"Beat Kids"に初収録された(メンバーは櫻井哲夫さんb、矢掘孝一君g&俺)ナンバー"Illegally Sane"。2曲目はクリストファー・クロスの名曲のカヴァー"Ride Like The Wind"(邦題は“風立ちぬ”)で郷ひろみの生まれ変わり(笑)とまで言われた俺のヴォーカルを披露。 続く"Eternity" "Evidennce"は僕のアルバムに収録のオリジナル曲。メンバーそれぞれが爆裂ソロをお見舞いする中、2ndステージ最後の曲はハービー・ハンコックのカヴァーで"Hang Up Your Hang Ups"今回初参加の美久月千晴ミックさんのピック弾きベースによる怒涛のファンクベースソロはすごかったね! そして、アンコールは小野塚晃君と2人で、俺の大好きなバカラックのカヴァー"A House Is Not A Home"そしてコンサートのエンディングはメンバー全員でアルバム収録の"Sylph"というわけ。 |
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| 2002/07/27 海である。(そしてビールも) |
![]() 写真:海でご満悦の俺 |
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2002/07/26 及川ミッチーのミーティングに行く。 及川光博君の次のアルバムに収録される曲を何曲かアレンジすることになった。レコーディングは来月から始まる。今日は初顔合わせということで、中目黒にある彼の事務所にミーティングに行ってきたのだ。及川ミッチー、ちょっとファニーでいい感じの色男だったぜ! で、ミーティングが終わったのが、夕方の5時頃。明日のよる7時までは何の予定もなかったので(いわゆるオフってやつ)天気もいいので、海に行こうと思い立つ。湘南の海が俺を呼んでいたのだ。ホテルを予約して一路湘南へ! |
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2002/07/24 |
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2002/07/23 徳永英明氏のレコーディング。 今日はコーラスのダビング。僕と、グイーンのサポート・メンバーとしてもおなじみの作詞家、山田ひろし君のふたりで、なんと20トラックも使って(総勢40人分!)壮絶な大合唱を録音。これは、僕が開発した独自のコーラスの録音方法(でも20トラックまでいったのはこれがはじめてかな・・)で、グイーンのコーラスをはじめ、藤岡正明のデビュー・シングル「交差点」の後半のゴスペル・コーラス隊みたいな大合唱(これは僕と藤岡で・・)でもこの手法を使っている。 この曲は近々発売される徳さんのボックス・セットの中に、未発表トラックとして収録される予定。 |
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2002/07/22 Kiroroのレコーディングに参加。 Kiroro には前から注目していて大好きだった。最近でもNHKの連ドラの曲なんてほんと胸キュンだったもんね。彼女達の音楽の中に俺のハーモニカが入ったら絶対すてきなはずだ!なんて思っていたら、とうとうお声がかかったわけなのだ。 今回僕が参加した曲は、彼女達の次回のアルバムに収録されるという曲で、アレンジとローズのエレクトリック・ピアノが重実さん、アコースティック・ギターが小倉さん、パーカッションがまたろうさん、ベースが種田さんで、僕がハーモニカ。 普通、ハーモニカは後でダビングすることが多いんだけど、今回はこの編成で同時録音してしまおうという、ちょっとめずらしいやりかた。もちろんテイク1でばっちり決めたぜ! |
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2002/07/21 Sincerely Maria Takeuchi Songbookというアルバムをご存知だろうか? 竹内まりあさんの数々の名曲を、アメリカの往年のAORの大スターたちがカヴァーするというアルバムだ。ワイドショーで取り上げられたり、TVスポットで宣伝が流れたりしているおかげで、知っているひとも多いと思う。で、実はこのアルバム、僕も4曲ほどアレンジしているのだ。 僕が共演したスター達は、リチャード・マークス、ロバータ・フラック、ボビー・コールドウェル、そしてポインター・シスターズ(!)それぞれのアーティストの持味が十分に引き出されつつも、まりあさんのメロディーとか音楽のもつストーリーがしっかりとrespectされた仕上がりになっている。 おすすめは、やっぱボビコーかな!彼の真摯な唄いっぷりはほんとにすてきだし、おまけに、トム・キーンによる多重録音コーラスまで重ねられている。感謝!! |
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2002/07/20 岩崎宏美さんのレコーディングに行く。 岩崎宏美さんの次回のシングルに収録される曲をアレンジした。宏美さんといえば、小学生だった僕が、結婚したい女性第1位に選んでいたひとなのだ!(ちなみに第2位はアグネス・チャン(笑))こうして一緒に仕事をしている、ということをふっと自覚する瞬間に何かとても不思議な感覚に囚われる。 それにしても、なんという気持ちのよい声の持ち主なんだろう、と思う。唄を聴いているときはもちろん、会話をしているときでさえ、南部鉄の風鈴の音を聴いているみたいに気持ちがいいんだよな。 ところで、今日は小林正弘氏率いるブラス・セクションのダビングと、唄の本番レコーディングの前の最終歌詞チェックの日だ。小林さんとは谷村有美ちゃんの「愛は元気です」以来の付き合いで、当時は、とうとうこんなバリバリのブラス・セクションが日本にも現れたんだ・・と思っていた。もちろん今回もバリバリに吹いてもらったぜ! |
![]() 写真:岩崎宏美さんのレコーディングにて。今回、久々にベースも弾いた! |
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2002/07/18 吉田美奈子さんのレコーディングに行く。 今年の僕の最大の快挙のひとつは間違いなく、吉田美奈子さんが僕をレコーディングに呼んでくれたことだ! 先月の中ごろ、美奈子さんが直接僕に電話をくれて、次のシングルに収録される曲のアレンジを任せてくれたのだ! 美奈子さんといえば、僕が高2のとき、桑田圭祐氏がパーソナリティーを務めていたFM番組で“タウン”を聴いてぶっ飛び、そのままレコード店に走って、同曲の入った“モンスター・イン・タウン”を購入して以来の大ファンなのだ。“タウン”をかけ終えた桑田氏が「いやあ、すごい音楽を聴きました!」と言っていたのを今でも覚えている。ほんとにすごい、それまで聴いたことのないような怒涛のファンクだったんだ! さて、今回美奈子さんがアレンジを任せてくれた曲は、宇宙的なテーマと牧歌的な優しさが渾然一体になったようなすてきなバラード。僕は、「宇宙船の生命維持装置の中で何百年も人工冬眠しながら、大草原の夢を見ている」ようなサウンド・メイキングを目指してみた。それから、今回は美奈子さんの希望もあって、あの鳥肌ものの美奈子さんのヴォーカルにからむように、たっぷりハーモニカも吹かせていただきました(イェーッ!) |
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で、今日は、ヴォーカル録りも終わり、トラックダウンの日だ、美奈子さんに案内されて、ヴォーカルを収録するレコーディング・ブースに行ってみてびっくり。クッションやら毛布やらのやわらかいものがそこらじゅうに吊るされたり置かれたりしているのだ。美奈子さんの声量がものすごいため、部屋自体が共鳴してしまい、ナチュラルな声が収録できなかったため、吸音する素材のものを部屋中に配置したという苦肉の策だったのだ。美奈子さん曰く「片付けのできない女の部屋」(笑)いやあ、脱帽!!
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![]() 写真:片付けのできない女の部屋(笑) |